泥棒はまず、留守であることの確認をします。例えば、インターンホンを押してみて留守を確認する、 昼間なのに雨戸が閉まっている家や郵便受けに新聞がたまっている家を探すなど。長期留守にするときは新聞や郵便は止めましょう。
さて、住宅の種別に侵入手段を見ていきましょう。 まずは、一戸建住宅。ダントツはガラス破り、ついで無締りとなっています(図2)。「その他住宅」(図3:3階建て以下の低層マンションやタウンハウス)も同じ順位ですが、サムターン回しが4.3%いるのが特徴です。そして、中高層住宅はガラス破りの割合は小さいものの、無締り、そしてサムターン回しがかなりの割合で発生しています(図4)。
簡単に言いますと、中高層住宅ではドアから、低層&一戸建住宅では窓からの侵入が多い!!となります。 対策ですが@泥棒が近づきにくくするA狙われても侵入を諦めさせるB進入された場合の被害を最小限にくいとめる、の3段階で考えていきましょう。
まず@、TVモニター付インターホンの設置、窓の近くに踏み台になりそうなものは置かない、女性の一人暮らしだと分かるような表札やカーテンは避ける等々、泥棒は「この家は防犯意識が高い」と思うと狙わないのです。逆にだらしないと思わせるような行為・・・ごみ捨てに行くのに鍵をかけない、旅行中にポストから郵便物が溢れる、高層階だからといって窓を開けたまま眠るなどは「うちは隙だらけです」って宣伝しているようなものです。また、自分の家や周辺の状況に常に気を配っておくことも大切です。都会では近所付き合いもあまりない場合が多いようですが、見かけない人やうろうろとしている、不審な車が止まっている、ポストや表札にシールが貼られていたりマークが書かれていたりする、などの変化には注意しておきましょう。
続いてAですが、侵入に2分以上かかると半数、10分以上かかると85%の泥棒はあきらめると言われています(警視庁生活安全総務課調べ)。ならば、入るのに10分以上かかるようにしておけばいいわけです。 具体的には玄関、窓ともに鍵は複数つける、(補助錠に関してはhttp://www.bouhan-goods.com/window_hb/window_hb_list.htm)主錠はピッキングやサムターン回しができないような鍵(図5:安全性の高いもの)に取り替える。
そしてB、万が一侵入されてしまった場合に備えては、セ○ム等に入っておく。通帳と印鑑、保険証など貴重品はまとめておかないこと。箪笥や仏壇、冷蔵庫、食器棚、机、掛けてある上着のポケット、置いてあるバッグの中など泥棒の物色するところに貴重品をおいておかない、等が挙げられます。 しかし、何も盗られなかったとしても「泥棒が入った」という精神的打撃は相当なものです。やはり、未然の防止が大切です。泥棒を例に話をしてきましたが、放火や強盗さらに女性の場合は痴漢やストーカー、などなどの対策にも重なるところはおおいにあります。家の周りに余計なものを置かない→放火対策、女性の一人暮らしだと分かるような表札やカーテンは避ける→ストーカー対策といったように。これら他の防犯に関してはまた今度、詳しくやっていきましょう。それでは、防犯意識を高めて安全・安心な新生活を送って下さいネ。
参照:図1〜図5 警視庁ホームページ (http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/seian/ppiking/ppiking.htm) 図6 有限会社 Anest 高機能窓用フィルム「インフレット」 (http://www.anestfilm.jp/infred/securityfilm/securityfilm.html)